Author Archive

脳のひろば 2024年2月号

2024-02-15

空間認知能力とは?脳がどのように働いているか

 

 

こんにちは。

こどもプラス川越 南大塚教室です😉

 

 

今月は空間認知能力について

お話しします。

 

 

 


 

 

 

私たちは「視覚」や「嗅覚」、「聴覚」、「前庭覚」、「固有覚」など空間認知に関与する情報を海馬で処理することで、空間にある人や物の位画関係、大きさ、スピード、向きなどを正確にとらえることができます。

 

 

空間認知能力は視覚などの感覚とともに発達し、遠近感を把握できるようになるのが3歳~4歳です。5歳ごろには、今まで平面的にとらえていた物体を立体的にとらえることが可能になります。個人差はありますが空間認知能力が完成するのは10歳前後です。

 

 

 


 

 

 

●空間認知能力が低いと日常でどのような困り事があるのか

 

たとえば学習場面を想像してみましょう。私たちは目で見た文字の形を正確に認識することでその文字を覚え、読んだり書いたりする力を身に付けます📝 そのため空間認知能力が低いことで生じる困りごとのひとつは読み書きの問題です。

 

また、空間認知能力が低い人は目の前にはない物を頭の中でイメージしたり、全体像を捉えたりすることが苦手だと言われています。そのことにより地図を見ながら移動することや、物の大きさに対して適切な収納場所を決められず、整理頓が不得意となるケースも多いのです。

 

 

 


 

 

 

空間認知能力を養うために効果的な運動

 

空間認知能力は運動能力とも深く関係していると考えられています。そこで重要となるのが自分の内部を感じる感覚である「前庭覚」や「固有覚」の働きです。

 

 

「前庭覚」や「固有覚」は自分の体の動きを察知する感覚だと考えられています。たとえば目をつぶった状態でブランコに乗っている場面を想像してください。このとき目から見える情報を遮断していても自分の体の傾きやスピード、揺れなどを感じられると思います。それは「前庭覚」の働きがあるからです。

 

 

今度は目をつぶった状態で手を握っている場面を想像してみましょう。握っている手を見なくても、指の曲がり方や力の入り方を感じられるのではないでしょうか。このとき働いているのが「固有覚」です。こういった感覚をうまくつかむことが、運動能力の発達に重要だと考えられています。

 

 

空間認知能力を養う運動では、鬼ごっこやボールを使った運動が効果的です👹 鬼ごっこでは、自分と友達の位置関係を考えながら走るスピードを調整する力が求められます。また、ボールを使った運動では蹴ったりつかんだりする時に、ボールの位置やそのスピードを予測して手足を動かすことが必要です⚽ このように遊びの中で全身を動かし「前庭覚」や「固有覚」を刺激する運動は、空間認知能力を高めるのに効果的だと言えます。

 

 

 


 

 

 

柳沢運動プログラムの効果

 

 

教室で採用している運動遊び

『柳沢運動プログラム』は、

頭からお尻、そして手や足の先まで

全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸

 

たとえ小さな成功でも、

運動を通して経験した確実な進歩は

「自己肯定感」の獲得につながります。

「柳沢運動プログラム」は、

運動の発達を促すだけでなく、

お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる

運動遊びなのです!

 

 

 

 

 

今回のお話の、さらに詳しい解説や

柳沢運動プログラムについては

こちらの画像からもご覧いただけます🤗

👈

脳のひろば 2024年1月号

2024-01-12

リフレーミングとは?

 

 

 

こどもプラス川越 南大塚教室です🎍

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

今月はリフレーミングについて

お話しします。

 

 


 

 

私たちは、毎日の生活の中で

様々な事柄に遭遇しますが、

その見方は一つではありません。

 

 

例えば、水が半分入ったコップを

想像してみてください。🥛

「半分しか入っていない」と感じる人もいれば、

「半分も入っている」と感じる人もいるでしょう。

このように全く同じ事柄でも人によって

感じ方は異なります。

 

 

今度は何か失敗した事柄を思い返してみて下さい。

誰でも思い通りにならないときは視野が狭くなり、

捉え方も偏ってしまいますよね。

 

 

そんな状況で役立つのが、リフレーミングです。

リフレーミングはその人が本来持っている考え方、

ものの見方の枠組み(フレーム)を異なった視点で

捉えることを目的とします。

リフレーミングを効果的に活用することにより、

ネガティブに感じていた事柄も

前向きに捉えることができるのです🙆‍♂️

 

起きている事柄は変わりませんが、

リフレーミングによってその意味が変われば、

感情や行動にも変化が現れるのではないでしょうか。

 

 


 

 

なぜ子どもの発達にリフレーミングが必要なのか、発達障がいのお子さんにリフレーミングが必要な理由

 

 

誰でも、物事に行き詰まったり失敗したときには、

落ち込んだりネガティブな感情になりますよね。

特に子どもの場合は、失敗した経験が少なく

感情をコントロールする力も未発達です。

そのため、捉え方が偏りやすく

失敗を悲観的に受け取ってしまうことも

少なくありません😥

 

 

そのような場面において

リフレーミングを活用することは、

気持ちの切り替えや

感情のコントロールにつながります。

リフレーミングは不満やストレスを軽減し、

子どもの発達や人間関係における

円滑なコミュニケーションに欠かすことのできない

役割を担っているのです。

 

 

それに加えて発達障がいの子どもは、

発達の特性によってさまざまな「生きづらさ」を

抱えやすい傾向にあります。

リフレーミングによる発想の転換は

発達の特性をとらえなおすことで、

解決の糸口を示してくれるかもしれません。

 

 

 


 

 

 

リフレーミングの要素を使った具体的な支援の方向(声かけの方向)

 

 

 

リフレーミングの要素を使った具体的な方法には

「言葉のリフレーミング」

「内容のリフレーミング」などがあります。

 

 

言葉のリフレーミングについて、

注意欠如・多動性障害(ADHD)に特徴的な衝動である

「多動性」や「衝動性」について

リフレーミングしてみましょう。

 

 

「多動性」と「衝動性」は落ち着きがなく

じっとしていられない欠点として

捉えられることが多いです。

しかし「行動力がありエネルギッシュである」とも

言い換えることができるのではないでしょうか。

このように言葉を捉える視点を変えるのが

言葉のリフレーミングです。

 

 

「内容のリフレーミング」では、

他にどのようなプラスの意味を持つのか

気づかせる質問をすることで、

その事柄に対する感情の反応を変えていきます。

 

 

たとえば、子どもが何か失敗をして

落ち込んでいる場面では、

「他にどんな意味があるかな?」と

声をかけてみましょう。

子どもにとって失敗する経験は、

「貴重な学びの経験」と捉えることもできますよね。

そのことを伝えてみてください。

 

 

また、「状況のリフレーミング」では

他にどのような状況で役立つ可能性があるかを

気づかせる質問をすることで、

「~しすぎる」といった行動に対する

捉え方を変えていきます。

たとえば、心配しすぎるという行動に対しては

「他にどういうときに、この行動は役に立つかな?」

と声を掛けてみましょう。

 

 

欠点として捉えることもある「心配性」は

「慎重に行動することで、失敗するリスクが減る」

と言い換えることができます。

 

 

このように「内容と状況のリフレーミング」では、

それぞれ質問をしたあとに

子どもの返答や反応に応じて、

その事柄の持つプラスの面を伝え返してみてください。

もちろん発達のスピードやその特性、性格は

子どもによってそれぞれ異なりますよ。

リフレーミングで、その特性や性格を

活かしていきましょう😉

 

 

 


 

 

柳沢運動プログラムの効果

 

 

教室で採用している運動遊び

『柳沢運動プログラム』は、

頭からお尻、そして手や足の先まで

全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸

 

たとえ小さな成功でも、

運動を通して経験した確実な進歩は

「自己肯定感」の獲得につながります。

「柳沢運動プログラム」は、

運動の発達を促すだけでなく、

お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる

運動遊びなのです!

 

 

 

 

 

今回のお話の、さらに詳しい解説や

柳沢運動プログラムについては

こちらの画像からもご覧いただけます🤗

👈

脳のひろば 2023年12月号

2024-01-12

ドーパミン(脳内報酬系)とは?

 

 

こんにちは。

こどもプラス川越 南大塚教室です🎅

 

 

今月はドーパミン(脳内報酬系)について

お話しします。

 

 


 

 

私たちは、おいしいものを食べた時に

満足感を感じたり、褒められた時に

達成感を感じたりしますよね。

 

 

そういった「快感」に関与する脳の神経回路を

「報酬系」と呼び、その情報を脳の中で

伝達する役割を担っているのがドーパミンです😁

 

 

「報酬系」に重要な役割を持つドーパミンは、

中脳の一部から分泌され側坐核という場所を経由し

脳の前頭前野に投影されます。

 

 

何か行動を起こした結果、

満足感や達成感などの「快感」を感じると

「報酬系」が働き、それが記憶に残ることで

起きた行動に対するモチベーションや

意欲に繋がることが分かっています。

 

 

裏を返せば、

脳の「報酬系」が上手く働かないと

モチベーションや意欲が低下する可能性がある

ということです😫

 

 


 

 

発達障害のお子さんがドーパミンの活性が低い事の関連性

 

 

発達障害のお子さんの脳の中では、

ドーパミンの分泌調整の不調がみられることや、

ドーパミンを上手く受け取ることが

できないことにより、

満足感や達成感などの「快感」を

感じ取りにくいことが分かっています。

 

 

ドーパミンの分泌調整の不調は、

前頭前野の機能低下を引き起こし、

注意欠如・多動症(ADHD)特徴的な

落ち着きのなさや不注意などを

生じることが分かっています。

 

 

また、自閉症スペクトラム症(ASD)

お子さんに見られる特徴は、

ドーパミンを受け取る機能の低下です。

 

 

「報酬系」は感情の認識にも

深く関わっていることも分かっており、

その結果としてASDのお子さんは

他者や自分自身の感情を

うまく認識し処理することができず、

社会的なコミュニケーションの問題を

生じやすくなると考えられています。

 

 


 

 

ドーパミン(脳内報酬系)の活性が運動によって高まるメカニズム

 

 

 

ドーパミンは運動調整にも深く関わっており、

脳内のドーパミンの量が減少すると

運動をするための情報がうまく伝達できないことで

「パーキンソン病」という疾患の発症にも

つながることが分かっています。

 

 

ドーパミンは脳内の「報酬系」だけでなく

運動をすることにも深く関係しているということです。

 

 

また、2022年に行われた

カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究では、

運動調整に関わるドーパミンの分泌量は、

有酸素運動をすることで

増加することが判明しています。

 

 

つまり、有酸素運動は単に運動機能を

鍛えるだけでなく、脳内の血流を増やし

脳内の「報酬系」を活性化するのにも

有効だということです🤸‍♂️

 

 

運動をすることで「報酬系」が活性化し、

結果として「また運動をしたい」という

モチベーションを生み出していくのです。

 

 


 

 

柳沢運動プログラムの効果

 

 

教室で採用している運動遊び

『柳沢運動プログラム』は、

頭からお尻、そして手や足の先まで

全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸

 

たとえ小さな成功でも、

運動を通して経験した確実な進歩は

「自己肯定感」の獲得につながります。

「柳沢運動プログラム」は、

運動の発達を促すだけでなく、

お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる

運動遊びなのです!

 

 

 

 

 

今回のお話の、さらに詳しい解説や

柳沢運動プログラムについては

こちらの画像からもご覧いただけます🤗

👈

脳のひろば 2023年11月号

2023-10-30

こんにちは🤗

こどもプラス川越 南大塚教室です✨

 

 

今月はワーキングメモリについてお話しします。

 

 


 

 

ワーキングメモリについて詳しく説明する前に、

「記憶」について触れておきましょう。

 

 

私たちの記憶機能は、単に物事を覚えるだけでなく、

情報の処理や整理をする機能も持ち合わせています。

 

 

この情報処理能力を

ワーキングメモリ(作業記憶)と呼び、

その機能を担っているのが

脳の前頭前野という部位です。

 

 

ワーキングメモリは、

計算や他者との会話、読書など

日常生活のあらゆる場面で働いています😁

 

 


 

 

ワーキングメモリが弱いとどんな事が起きやすいか

 

 

ワーキングメモリが弱いと

長い文章を頭の中で整理する事が難しく、

「複数の指示を覚えることが苦手」、

「忘れ物が多い」など日常生活上の

問題に繋がる事があります😵

 

 

また、読み・書き・計算といった学習行為の際には、

情報を一つずつ順序立てて理解するのに

ワーキングメモリを使うため、

読み・書き・計算が苦手となるケースも多いようです。

 

 


 

 

運動によってワーキングメモリを鍛えられるメカニズムについて

 

 

 

実際に運動科学者である

Christine Lo Bue-Estesらが率いる

研究チームが行った研究において、

有酸素運動ワーキングメモリ

良い影響を与えることが分かっています⛹️‍♂️

 

 

その研究では、

運動直後はワーキングメモリの働きが

一時的に低下したものの、

少し時間を置くと運動をしていない時に比べて、

ワーキングメモリの機能が

向上することが判明したそうです。

 

 

また、運動遊びを実施した後は、

集中力がアップする事も分かっています。

計算・読書が苦手な人や集中力が続かない場合は、

課題の前に運動をする習慣を

取り入れてみましょう⚽

 

 

 


 

 

柳沢運動プログラムの効果

 

 

教室で採用している運動遊び

『柳沢運動プログラム』は、

頭からお尻、そして手や足の先まで

全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸

 

たとえ小さな成功でも、

運動を通して経験した確実な進歩は

「自己肯定感」の獲得につながります。

「柳沢運動プログラム」は、

運動の発達を促すだけでなく、

お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる

運動遊びなのです!

 

 

 

 

 

今回のお話の、さらに詳しい解説や

柳沢運動プログラムについては

こちらの画像からもご覧いただけます🤗

👈

脳のひろば 2023年10月号

2023-10-03

ミラーニューロンとは?

 

 

こんにちは🤗

こどもプラス川越 南大塚教室です🎃

 

 

今月はミラーニューロンについてお話していきます。

 

 


 

 

ミラーニューロンとは?

 

ミラーニューロンとは、

1992年にイタリアのグループが

サルの脳内から発見した神経細胞のことです🐵

この細胞は、他者が動作を行う場面を

見たり音を聞いたりすることで、

その動きを実際に行った時と同じように反応することが分かっています。

 

たとえば、「握る」という動作で働く脳の細胞は、

実際に自分で手を握った時だけでなく、

人が何かを握っている様子を観察するだけで

活動するということです。

この働きによって、子どもは他者の動きや

感情に触れるだけで、まるで自分が実際に

経験しているかのようにそれらを学んでいきます。

ミラーニューロンは、まさに動作や感情を学ぶための

”脳の鏡”だと言えますね。

 

 


 

 

ミラーニューロンと子どもの脳の発達の関連性、必要な理由

 

では、どのように人の動作や

感情を学んでいるのでしょうか?

 

そのカギとなるのは

ミラーニューロンの持つ「模倣」という働きです。

新生児期👶からみられる「模倣」

いわゆるマネをする行為によって、

子どもは誰かに強制されることなく

自然と言葉やさまざまな動きを習得しています👍

 

 


 

 

ミラーニューロンの育て方

 

ミラーニューロンを育てるためには、

子どもの感覚を刺激するさまざまな経験を

大切にしていきましょう。

子どもは成長とともに人がやっていることを

マネしたり、なんでも挑戦したくなったりしますよね。

その「やりたい」という意欲をできるだけ引き出し、

尊重することが大切です。

 

子どもは身の回りにあふれている、

さまざまな感覚刺激によって、

自然に心や体が動かされています。

子どもの脳はそういった体験を通して発達していくので、

安全に配慮したうえで挑戦できることは、

積極的にやらせてみてください⚽

 

 


 

 

柳沢運動プログラムの効果

 

 

教室で採用している運動遊び

『柳沢運動プログラム』は、

頭からお尻、そして手や足の先まで

全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸

 

たとえ小さな成功でも、

運動を通して経験した確実な進歩は

「自己肯定感」の獲得につながります。

「柳沢運動プログラム」は、

運動の発達を促すだけでなく、

お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる

運動遊びなのです!

 

 

 

 

 

今回のお話の、さらに詳しい解説や

柳沢運動プログラムについては

こちらの画像からもご覧いただけます🤗

👈

« Older Entries
Copyright© 埼玉県川越市・狭山市の放課後等デイサービス 運動療育センター こどもプラス川越南大塚教室 All Rights Reserved.