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脳のひろば 2023年9月号
こんにちは🤗
こどもプラス川越 南大塚教室です🎑
今月は生活習慣・運動習慣と
脳の発達の関係性についてお話していきます。
基本的な生活習慣と脳の発達がどのように関連しているか
脳の正常な発達は、寝ること、起きること、
食べること、そして体を動かすことを司る「原始脳」、
話すこと、微細運動を司る「大脳新皮質」、
判断力や集中力、気分のコントロールを司る「前頭葉」
の順に獲得されます。
この中でも特に生活習慣との関連が深いのが
「原始脳」であると言われており、
脳の発達における最初のステップです👶
なぜ、生活習慣と原始脳の発達が関係するのでしょうか?
それは、原始脳に存在する「体内時計」が、
体温や血圧、睡眠 – 覚醒リズム、ホルモン分泌、
自律神経系などに人間が生きていくために
必要な活動のリズム調整をしており、
睡眠、食事、運動といった基本的な生活習慣で、
その機能が確立されるためです⏲
不規則な生活習慣は体内時計を乱し、
高血圧や糖尿病、睡眠障害など
多くの疾患との関連があるだけでなく、
脳の発達を阻害することも報告されています😥
運動の習慣は子どもにとってなぜ必要なのか
運動は、子どもの心と体の成長を
促すためにとても良い方法です⛹️♂️
習慣的に運動をすることで、生活リズムも整い、
精神的にも安定します。
さらに、最近では学力アップにも
効果的だということが分かってきました。
特に朝の運動は、自律神経の働きを整えるだけでなく、
「セロトニン」というホルモンをたくさん分泌し、
食欲の増進や規則正しい睡眠リズムを
形成するのにも効果的だと考えられています。
習慣化された運動は、体の発達を促すだけでなく、
規則正しい生活リズムを獲得し、子どもの脳を健やかに
育てることにつながるのです🙆♂️
柳沢運動プログラムの効果
教室で採用している運動遊び
『柳沢運動プログラム』は、
頭からお尻、そして手や足の先まで
全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸
たとえ小さな成功でも、
運動を通して経験した確実な進歩は
「自己肯定感」の獲得につながります。
「柳沢運動プログラム」は、
運動の発達を促すだけでなく、
お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる
運動遊びなのです!
今回のお話の、さらに詳しい解説や
柳沢運動プログラムについては
こちらの画像からもご覧いただけます🤗
画像👈
脳のひろば 2023年8月号
自己肯定感とは
こんにちは🤗
こどもプラス川越 南大塚教室です🍨
今月は自己肯定感についてお話していきます。
自己肯定感とは、
自己を価値ある存在として評価し尊重する感情
の事です。
自己肯定感が低いことで
ひとつの間違いを指摘されると、
自分を全否定されたかのように感じ、
自尊心が傷ついてしまうお子さんが
増えているそうです。
なぜ、そのような感受性が
育ってしまうのでしょうか?🤔
一説によると、その原因は、
「自己の存在そのものが無条件に承認される経験の不足」
だそうです。
「例え何をしなくても、自分の存在が
無条件に承認されている感覚をえること」が
重要な時代になっているのかもしれません。
・産まれてきてくれてありがとう💕
・今日もだいすき🧡
・ステキ!すごいかっこいい!
運動によって自己肯定感が高まる
メカニズムについて
「自己肯定感」の形成に深く関係するのは、
成功体験や他者からの肯定的な評価です。
自己肯定感が高いお子さんほど
運動能力が高いことも分かっています。
運動を通した成功体験、他者からの評価は
「自己肯定感」につながるだけでなく、
さらなる運動能力の向上に直結するのです。
柳沢運動プログラムの効果
教室で採用している運動遊び
『柳沢運動プログラム』は、
頭からお尻、そして手や足の先まで
全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸
たとえ小さな成功でも、
運動を通して経験した確実な進歩は
「自己肯定感」の獲得につながります。
「柳沢運動プログラム」は、
運動の発達を促すだけでなく、
お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる
運動遊びなのです!
今回のお話の、さらに詳しい解説や
柳沢運動プログラムについては
こちらの画像からもご覧いただけます🤗
画像👈
脳のひろば 2023年7月号
愛着(アタッチメント)
とは?
こんにちは😊
こどもプラス川越 南大塚教室です🎆
今回は、
「愛着(アタッチメント)」についてのお話です💕
子どもは、保護者を「安心の基地」
とすることで、そこを拠点に活動範囲を広げ、
色々な遊びにチャレンジすることができます👩👧👨👦
また、遊び疲れたり、痛い思いをした場合、
子どもにとって保護者は「安全な避難場所」
にもなっています。
アタッチメント形成は、
人生の最初に経験するストレス対処法であり、
子どもは安心の感覚に支えられて探索活動を行い、
円滑な人間関係を構築していくのです。
アタッチメントと脳の発達について
子どもは、自分の手に負えない「不安」や
「恐れ」を感じると、誰かに助けを求め、
安心を得たいというアタッチメント欲求を持ちます。
無条件に特定の誰かから護ってもらう
という経験を通して、
他者や自分自身に対する「基本的信頼感」を獲得
していきます。
日々の生活で生じたアタッチメント欲求が満たされる
という経験は、
「基本的信頼感」
「自立性」
「共感性」を育み、
子どもの脳や身体の良好な発達を促すだけでなく、
相手のことを思いやり、見返りを求めずに行う行動
である「向社会的行動」にもつながります!🤝
愛着関係を築く上で大切なこと
では、アタッチメントはどのように形成されて
いくのでしょうか?
具体的なアタッチメント行動には、
・子どもが保護者の動きを目で追う「定位」
・泣き声や喃語の発声による「信号」
・そして後追いなどの「接近」
があります👶
これらの行動に保護者が気づき、
それに応じることの積み重ねによって、
はじめてアタッチメントが形成されていきます!
また、成長とともに、「言語的な接触」によって
得られる安心感も加わっていきます。
「自分の言葉や訴えを理解してもらえた、
通じ合っている」と子どもが感じられるような
支援や声掛けを意識していきましょう!😊💖
今回のさらに詳しい内容や、
教室で行っている『柳澤運動プログラムについて』は
こちらの画像をぜひご覧ください!
画像👈
2023年脳のひろば6月号
こんにちは🐻
こどもプラス川越南大塚教室です✨
特に未就学の活動の中で「粗大運動が大切」というお話しをよく聞きますね👏👏
そもそも「粗大運動」とは何なのでしょうか😮
今回は「粗大運動と微細運動」についてお話ししていきたいと思います🤩
一般に粗大運動とは「座る」「立つ」「歩く」など、体全体を利用した大きな動きの事です🪑
それに対して微細運動は「積み木を積む」、「絵や文字を書く」、「折り紙を折る」など、手や指を利用した細かい動きの事を指します✨
運動の発達は脳の成熟と関連しており、一定の方向に向けて進んでいくと考えられています🏃
その方向は「頭からお尻」「体の中心から手や足の先」、「粗大運動から微細運動」といった方向です🎵
手の動きであれば「腕を挙げる」、「手を握る」といった大きな動きから始まり、徐々に「指の先でつまむ」等の細かい動きが可能となります🐁
運動発達は知的水準と結びつきが強く、知的発達に遅れがあると、運動の理解が難しいことや運動に対する意欲が低いことが原因となり、運動発達も遅れやすいと考えられています🥲
粗大運動と微細運動それぞれの発達を促すためにはどのような経験、運動が必要か🚗
運動の発達には、方向性の他に、発育が進むほど「個人差」が大きくなるという特徴があります😮
どの子にも、得意なことや不得意なことがあり、ある動作を身に付けるのに時間のかかるお子さんが、別の動作を早く習得するといったことも珍しくありません🤩
「早くできることが良い」という視点で捉えるのではなく、「それぞれに適したタイミングで支援する」という心構えを持っておくことが大切だと言えます😊
「握る」「引っ張る」「つまむ」など・・・目と手を協調的に動かす遊びを楽しませながら微細運動の発達を促してあげましょう👀👋
私たちが行っている柳沢運動プログラム(運動遊び)を行うことで期待できる効果🦘
当教室で行っている運動遊び「柳沢運動プログラム」は腕で体を支える「支持力」やジャンプをする「跳躍力」、腕で体を持ち上げる「懸垂力」の3つの力を育てることができるよう、頭からお尻、そして手や足の先まで全身を余すことなく使った動きで構成されています🏃
また「遊びの視点を重視し楽しく体を動かす」という事を最も大切にしており、お子さんが心から楽しめるプログラムです😊
当教室では「変身遊び」(くま、ひこうき、かかし、だんごむし等に素早く変身する遊び)、「忍者ゲーム」(剣に見立てた棒をジャンプしたり、しゃがんだりして避ける)などのゲーム要素の強い、運動遊びが小学生には人気です🐻
みんな子どもたちは自然と体を大きく動かし、粗大運動を行うことができています🥰
さらに詳しく知りたい方は画像の方も見てくださいね✨
2023年脳のひろば5月号
こんにちは😍
こどもプラス川越南大塚教室です✨
今回は「言葉と運動の関係」について話していきます📝🚴♀️
言葉の発達に関する運動機能で特に重要なのは「手や指の運動機能」です🖖
なぜ言葉の発達と手と指の運動機能が関連するのでしょうか🤔
子どもはいろいろな物を見たり、触ったり、動かしたりする体験を通して、その「物」と「言葉」とを結びつけ、意味を理解し、言葉を習得していきます👶
この時、「物」の「名称」だけでなく「形」や「重さ」、「大きさ」等の特徴をつかむことが重要であり、それを実現するのが主に手や指の運動機能なのです🤏
子どもは、ハイハイや歩行などの移動手段を獲得すると活動する世界がますます広がり、そこで生まれる新たな出会いが言葉の取得を加速させていきます🚶
運動と会話の関係
子どもの健やかな成長の為に、できるだけ運動をさせたいと思う方も多いのではないでしょうか⚾
しかし、スポーツ庁の調査によると、コロナ禍の影響もあり、数年前に比べて子どもたちの身体活動や体力が徐々に低下しているという結果が出ているようです😥
さまざまな事情から「家にいないで、公園で遊んでおいでー」ともなかなか言えない場合もありますよね🥲
しかしながら子どもの身体活動量と会話量は比例することも証明されています👏
言葉を促すための支援方法、トレーニング方法
言葉の発音がぎこちない子どもは、手指を動かすことが苦手なことに加えて、体の動きをコントロールすることや感覚を受け取ることが不得意だという事が明らかになっています😶🌫️
言葉の発達を促すためには「手や指を駆使する遊び」や「身振り手振りのある遊び」「トランポリンやリズム遊び」が効果的であると解説している論文もあります🎵
これらの要素を遊びの中に取り入れていくことは言語機能の面からも非常に効果的です🐻
柳澤運動プログラムを行うことで期待できる効果
当社で採用している運動遊びである、「柳澤運動プログラム」は運動でありながら、感覚にもさまざまな刺激を与えるように構成されたプログラムになっています🏊
具体的には、見てマネする力に加えて、自分の動きをイメージしながら手や指の器用さを養うことができる「指マネ遊び」や体全体の発達と手や指の細かい動きが求められる「積み木拾い」など「手や指の運動機能」に働きかける運動が満載です🦘
プログラムを通して子どもとコミュニケーションを図る機会を作ってみてはいかかがでしょうか🏋️♀️
さらに詳しく知りたい方は画像も見てみてください🥰
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