こんにちは😆
こどもプラス川越南大塚教室です✨
この「脳のひろば」では「脳の血流量がアップする」や「脳を活性化する」といった言葉を用いて「脳の発達」を解説してきましたが、脳の血流量が増えるとどうして活性化するのでしょうか🤔⁉️
今回の記事では「脳の血流」についてお話したいと思います👏
「脳の血流」と一言で言っても、具体的に何を共有しているのでしょうか❓
⭐酸素
私たちは、24時間休むことなく呼吸しています🌳
それは「酸素を体内に取り込み、二酸化炭素を排出するため」というのは皆さんご存じかと思います😆
身体の細胞は酸素があってこそ適切に動けるため、全ての細胞は酸素を必要としているのです🎈
💛栄養素
私たちにとって、酸素と同じくらい大切なのが「栄養」です🍖
「栄養」と言ってもさまざまな栄養素がありますが
いわゆる、「三大栄養素」である「糖質」「脂質」「タンパク質」のうちに、脳に栄養を届けるのは「糖質(ブドウ糖)」だけです😮
ご飯やパンなどの炭水化物をよく噛むと、唾液などの働きで分解されて「ブドウ糖」になります🍞🍚
これが脳の大切な栄養素となるのです✨
このブドウ糖は、小腸で吸収されて、血液によって運ばれます🩸
血液は脳に「幸せ」も運んでくれます💓
その他にも、血液はたくさんの物を脳に運び、供給してくれます💟
今回はその中から、「セロトニン」について少し解説したいと思います😆
「セロトニン」は神経伝達物質のひとつで、精神のバランスを安定させたり、感情をコントロールしたり、痛みを緩和したりする働きがあるため「幸せホルモン」とも呼ばれています😄
この「セロトニン」、私たちの体内のどこに存在すると思いますか?😮
意外なことに、体内にあるセロトニンの90%は「小腸」に存在しています😊
と言っても、これがそのまま脳に運ばれるわけではなく、必須アミノ酸の一つである「トリプトファン」が腸内細菌の働きで変化し、それが血液によって脳に運ばれセロトニンになります🤩
脳に十分なセロトニンがあると、情緒が安定し、幸福感が増しますが、セロトニンが不足しているとイライラして落ち着きがなくなったり、パニックを起こしたりするのは有名な話です😥
実際にセロトニン不足とうつ病やパニック障害との関連を報告した研究論文も数多く発表されています🤔
なんと「セロトニン」は発達障害との関連も研究されています😮😮
2017年には理研脳科学センターの協同研究グループが「発達期のセロトニンが自閉症に重要ー脳内セロトニンを回復させることで症状が改善ー」という研究結果を発表しています👏
当教室でも参考にさせて頂いている「柳沢運動プログラム」では脳に様々な刺激を与えるように工夫されたプログラムです👏
実際に教室の活動では運動遊びを思い切り楽しんで、盛り上がった日ほど、静かな活動(カード、絵本)などに子どもたちが良く集中できているのを肌で感じています🧎
発達障がいの子を対象とした実験でも、運動をすることによって前頭前野の脳活動にメリハリが見られるようになることが明らかにされています🧠
さらに詳しく知りたい方は画像の方もみてくださいね🚗