脳のひろば 2024年7月号

日本人と海外の平均睡眠時間について

 

こんにちは。

こどもプラス川越 南大塚教室です🎐

 

世界の睡眠事情について、OECD(経済協力開発機構)は、日本を含む世界33カ国それぞれの平均睡眠時間をまとめています。

実際に2021年版のデータによれば、1日当たりの睡眠時間は33カ国の平均が8時間28分であるのに対して、日本は33カ国の中でも短く7時間22分です。

では、なぜ日本人は睡眠時間が短くなるのでしょうか。厚生労働省が睡眠不足の理由について調べた調査では、男性は「仕事・勉強・通勤・通学などで睡眠時間が取れないから」、女性は「悩みやストレスなどから」と答えたものが最も多く、ストレスや生活習慣の乱れが背景にあると考えられています。

 

 


 

 

「睡眠時間が少ないことが子どもの脳にどう影離するか

 

 

大人にとっての睡眠は脳の休息や修復に使われますが、成長過程にある子どもの睡眠には、むしろ脳や体を育てる役割があります。そこで重要なのが成長ホルモンです。成長ホルモンは睡眠の中でも、深い睡眠で分泌され、脳や体の発理を促すことが分かっています😴

また、脳の中にある体内時計のリズムは、睡眠によって調整されていることも重要な点です。睡眠の不足は体内時計の乱れを引き起こし、日中の眠気や脳の機能(記憶力、注意力、集中力、言語能力、抑制力)の低下に繋がることも分かっています。

睡眠不足は子どもの発達を妨げるだけでなく別の機能を低下させ、日常生活での失敗やミスに繋がるので、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。

 

 


 

 

良い睡眠と運動の関係

 

一般的に、運動習慣のある人は睡眠不足になりにくいことが分かっています。特に良い睡眠の維持には習慣的に運動を続けることが重要です⚽ その効果として、寝付きが良くなり深い睡眠が得られることも分かっています。習慣的な運動が深い睡眠を誘導し、脳や体の発達を促す効果があるということです。

 

 


 

 

良い睡眠をとるために生活の中に運動を取り入れましょう

 

 

発達障がいのある子どもは、睡眠のリズムが崩れやすく、生活のサイクルも乱れがちです。しかし、運動をした日はぐっすり眠れたという経験がある人は多いと思います🛌

ここで重要なのが、メラトニンという眠りを誘うホルモンです。メラトニンの原料であるセロトニンは日光をあびることや運動で分が促進されます。セロトニンは夜になとメラトニンに変わり、眠りをサポートしてくれることが分かっています。つまり、昼間に屋外で運動するほど眠りやすくなるということです。ぜひ、良い睡眠をとるために生活の中に運動を取り入れていきましょう。

 

 


 

柳沢運動プログラムの効果

 

 

教室で採用している運動遊び

『柳沢運動プログラム』は、

頭からお尻、そして手や足の先まで

全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸

 

たとえ小さな成功でも、

運動を通して経験した確実な進歩は

「自己肯定感」の獲得につながります。

「柳沢運動プログラム」は、

運動の発達を促すだけでなく、

お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる

運動遊びなのです!

 

 

 

 

 

今回のお話の、さらに詳しい解説や

柳沢運動プログラムについては

こちらの画像からもご覧いただけます🤗

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