2023年脳のひろば3月号

こんにちは🌸

 

こどもプラス川越南大塚教室です✨

 

今回は「感覚過敏」と「感覚鈍麻」のお話をしていきたいと思います👏

 

「感覚過敏」とは

 

この「感覚」は非常に個人差が大きく、例えば辛い物を「おいしい」と食べられる人と、まったく食べられない人がいたり、大音量の音楽でテンションが上がり元気になる人と、「うるさい」と感じる人がいたりします🎶

 

この「脳の感じ方の違い」を「感覚特性」というのですが、これが人と極端に異なり、過敏に気になってしまう、もしくは極端に鈍いことをそれぞれ「感覚過敏」「感覚鈍麻」といいます😶‍🌫️

 

「感覚過敏」は発達障害との関連が指摘されており、なかでもASD(自閉症スペクトラム症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)のお子様に多く、全体の15%~20%と言われています📚

特徴としては、触れるのが苦手、大きい音が怖い、蛍光灯がまぶしい…お友達と手を繋ぐのが苦痛などなど…があります🥲

 

 

どのような運動、支援が有効か

 

児童青年期精神医学特任教授の高橋英俊氏が2018年に発表した論文では、自閉スペクトラム症の感覚の特徴に関する支援の例として、「普段から情動の安定化を図る」ことや「感覚の特徴を周囲の人に正しく理解してもらう」などをあげています✏️

 

 

周りの大人が感覚特性を理解し、お子さんがストレスを感じることなく、楽しく過ごせるようサポートするのが効果的という事です✨

 

運動のプログラムをする際はお子様一人一人の特性を見極め、その子が無理なく安心して活動に取り組めるように工夫をしながら進めていきます💪

例えば…プログラムの中で手を繋ぐ際は「手を繋ぐのは苦手だけれども、ハンカチやタオルがあれば大丈夫、服を握るだけならできる」など少しずつチャレンジしていきます🎶

大きな音が苦手な子は…活動の内容によってイヤーマフをして活動に参加することもあります🎧

 

さらに詳しく知りたい方は画像の方も見てみてくださいね✨

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