リフレーミングとは?
こどもプラス川越 南大塚教室です🎍
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今月はリフレーミングについて
お話しします。
私たちは、毎日の生活の中で
様々な事柄に遭遇しますが、
その見方は一つではありません。
例えば、水が半分入ったコップを
想像してみてください。🥛
「半分しか入っていない」と感じる人もいれば、
「半分も入っている」と感じる人もいるでしょう。
このように全く同じ事柄でも人によって
感じ方は異なります。
今度は何か失敗した事柄を思い返してみて下さい。
誰でも思い通りにならないときは視野が狭くなり、
捉え方も偏ってしまいますよね。
そんな状況で役立つのが、リフレーミングです。
リフレーミングはその人が本来持っている考え方、
ものの見方の枠組み(フレーム)を異なった視点で
捉えることを目的とします。
リフレーミングを効果的に活用することにより、
ネガティブに感じていた事柄も
前向きに捉えることができるのです🙆♂️
起きている事柄は変わりませんが、
リフレーミングによってその意味が変われば、
感情や行動にも変化が現れるのではないでしょうか。
なぜ子どもの発達にリフレーミングが必要なのか、発達障がいのお子さんにリフレーミングが必要な理由
誰でも、物事に行き詰まったり失敗したときには、
落ち込んだりネガティブな感情になりますよね。
特に子どもの場合は、失敗した経験が少なく
感情をコントロールする力も未発達です。
そのため、捉え方が偏りやすく
失敗を悲観的に受け取ってしまうことも
少なくありません😥
そのような場面において
リフレーミングを活用することは、
気持ちの切り替えや
感情のコントロールにつながります。
リフレーミングは不満やストレスを軽減し、
子どもの発達や人間関係における
円滑なコミュニケーションに欠かすことのできない
役割を担っているのです。
それに加えて発達障がいの子どもは、
発達の特性によってさまざまな「生きづらさ」を
抱えやすい傾向にあります。
リフレーミングによる発想の転換は
発達の特性をとらえなおすことで、
解決の糸口を示してくれるかもしれません。
リフレーミングの要素を使った具体的な支援の方向(声かけの方向)
リフレーミングの要素を使った具体的な方法には
「言葉のリフレーミング」と
「内容のリフレーミング」などがあります。
言葉のリフレーミングについて、
注意欠如・多動性障害(ADHD)に特徴的な衝動である
「多動性」や「衝動性」について
リフレーミングしてみましょう。
「多動性」と「衝動性」は落ち着きがなく
じっとしていられない欠点として
捉えられることが多いです。
しかし「行動力がありエネルギッシュである」とも
言い換えることができるのではないでしょうか。
このように言葉を捉える視点を変えるのが
言葉のリフレーミングです。
「内容のリフレーミング」では、
他にどのようなプラスの意味を持つのか
気づかせる質問をすることで、
その事柄に対する感情の反応を変えていきます。
たとえば、子どもが何か失敗をして
落ち込んでいる場面では、
「他にどんな意味があるかな?」と
声をかけてみましょう。
子どもにとって失敗する経験は、
「貴重な学びの経験」と捉えることもできますよね。
そのことを伝えてみてください。
また、「状況のリフレーミング」では
他にどのような状況で役立つ可能性があるかを
気づかせる質問をすることで、
「~しすぎる」といった行動に対する
捉え方を変えていきます。
たとえば、心配しすぎるという行動に対しては
「他にどういうときに、この行動は役に立つかな?」
と声を掛けてみましょう。
欠点として捉えることもある「心配性」は、
「慎重に行動することで、失敗するリスクが減る」
と言い換えることができます。
このように「内容と状況のリフレーミング」では、
それぞれ質問をしたあとに
子どもの返答や反応に応じて、
その事柄の持つプラスの面を伝え返してみてください。
もちろん発達のスピードやその特性、性格は
子どもによってそれぞれ異なりますよ。
リフレーミングで、その特性や性格を
活かしていきましょう😉
柳沢運動プログラムの効果
教室で採用している運動遊び
『柳沢運動プログラム』は、
頭からお尻、そして手や足の先まで
全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸
たとえ小さな成功でも、
運動を通して経験した確実な進歩は
「自己肯定感」の獲得につながります。
「柳沢運動プログラム」は、
運動の発達を促すだけでなく、
お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる
運動遊びなのです!
今回のお話の、さらに詳しい解説や
柳沢運動プログラムについては
こちらの画像からもご覧いただけます🤗
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