こんにちは🌸
こどもプラス川越南大塚教室です✨
今回の脳のひろばでは「メタ認知」についてのお話をしていきます😀
メタ認知とは「認知していることを認知する」ということです🤔
少しわかりにくいのでまずは「感覚」「知覚」「認知」について解説していきましょう💪
私たちは「感覚」をさまざまな部位で受け取っています✨
例えば「水の音」という聴覚情報は、耳で受け取られたあと、神経を通って脳や脊髄に伝えられ、ここで受け取った音の強さや、質の区分をしています💧
この過程が「知覚」なのです👏
知覚された水の音は、過去の経験と照らし合わされることで、それが川のせせらぎなのか、シャワーの音なのか区分されているのです🏔️
この過程を認知といいます🎶
対人関係の苦手さとメタ認知の関係とは
他者に自分の気持ちを伝え理解してもらうためには、自分の考えや気持ちと、表に出す表情や声色とのギャップを埋める必要があります🥲
このギャップを埋めるためには、メタ認知が欠かせません‼️
ASD(自閉症スペクトラム児)に「モニタリング」の問題が見られることにより、自分の考えを伝えたりすることが、苦手となる可能性を示しています🥲
例えば・・・怒った声や表情で「何やってるの!」と言われた時、たいていは「怒られている」と認識しますが、「モニタリング」が苦手な場合、「何やってるの」という文章だけを知覚し、普通に「〇〇してた」と答えてしまうのです😥
メタ認知と脳の発達の関係
メタ認知の基礎は脳の中でも「前頭前野」というところにあると言われています🤔
前頭前野の発達は、まず「自己抑制」が出現し、次に「ワーキングメモリ」「実
行機能」が順次認められると考えられています✨
ADHD(注意欠陥、多動性障害)の基礎症状は「自己抑制」の未発達からなり、授業中にずっと座っていられない「多動性」やすぐにイライラしてしまう「衝動性」等の症状の出現へとつながります😥
「メタ認知を鍛えるための支援方法、トレーニング方法」
ではこのメタ認知はどのようにして鍛えられるのでしょうか🤔
子どものメタ認知能力、特に「モニタリング」の習得には「ごっこ遊び」が重要であると解説している論文があります📚
また、時間に制限の無い「自由遊び」の重要性についても、同論文にて触れられています👧
試行錯誤しながら自分にあった学び方や遊び方を見つけ、遊びを展開していく「自由遊び」はメタ認知のコントロールや「実行機能」といった、自分で目標を立て、その目標の達成に向かって行動や感情をコントロールする能力の発達を促すと考えられています💪
当教室でも採用している柳澤運動プログラムにも動物になりきる「クマ歩き」「わに歩き」や忍者になりきる「忍者遊び」などの遊びがあります🐵🦘🥷
運動遊びに集中している中で自然と体だけでなく、脳機能も発達させて行けるといいですね🥰
当教室でもこども達が夢中になれる運動遊びをどんどん考えていきます🐻
さらに詳しく知りたい方は画像も見てみてくださいね🤩