Archive for the ‘放課後等デイサービス’ Category

2023年脳のひろば6月号

2023-06-03

こんにちは🐻

こどもプラス川越南大塚教室です✨

特に未就学の活動の中で「粗大運動が大切」というお話しをよく聞きますね👏👏

そもそも「粗大運動」とは何なのでしょうか😮

今回は「粗大運動と微細運動」についてお話ししていきたいと思います🤩

一般に粗大運動とは「座る」「立つ」「歩く」など、体全体を利用した大きな動きの事です🪑

それに対して微細運動は「積み木を積む」、「絵や文字を書く」、「折り紙を折る」など、手や指を利用した細かい動きの事を指します✨

運動の発達は脳の成熟と関連しており、一定の方向に向けて進んでいくと考えられています🏃

その方向は「頭からお尻」「体の中心から手や足の先」、「粗大運動から微細運動」といった方向です🎵

手の動きであれば「腕を挙げる」、「手を握る」といった大きな動きから始まり、徐々に「指の先でつまむ」等の細かい動きが可能となります🐁

 運動発達は知的水準と結びつきが強く、知的発達に遅れがあると、運動の理解が難しいことや運動に対する意欲が低いことが原因となり、運動発達も遅れやすいと考えられています🥲

粗大運動と微細運動それぞれの発達を促すためにはどのような経験、運動が必要か🚗

 運動の発達には、方向性の他に、発育が進むほど「個人差」が大きくなるという特徴があります😮

 どの子にも、得意なことや不得意なことがあり、ある動作を身に付けるのに時間のかかるお子さんが、別の動作を早く習得するといったことも珍しくありません🤩

「早くできることが良い」という視点で捉えるのではなく、「それぞれに適したタイミングで支援する」という心構えを持っておくことが大切だと言えます😊

 「握る」「引っ張る」「つまむ」など・・・目と手を協調的に動かす遊びを楽しませながら微細運動の発達を促してあげましょう👀👋

私たちが行っている柳沢運動プログラム(運動遊び)を行うことで期待できる効果🦘

 当教室で行っている運動遊び「柳沢運動プログラム」は腕で体を支える「支持力」やジャンプをする「跳躍力」、腕で体を持ち上げる「懸垂力」の3つの力を育てることができるよう、頭からお尻、そして手や足の先まで全身を余すことなく使った動きで構成されています🏃

 また「遊びの視点を重視し楽しく体を動かす」という事を最も大切にしており、お子さんが心から楽しめるプログラムです😊

 当教室では「変身遊び」(くま、ひこうき、かかし、だんごむし等に素早く変身する遊び)、「忍者ゲーム」(剣に見立てた棒をジャンプしたり、しゃがんだりして避ける)などのゲーム要素の強い、運動遊びが小学生には人気です🐻

 みんな子どもたちは自然と体を大きく動かし、粗大運動を行うことができています🥰

さらに詳しく知りたい方は画像の方も見てくださいね✨

 

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2023年脳のひろば5月号

2023-05-10

こんにちは😍

 

こどもプラス川越南大塚教室です✨

 

今回は「言葉と運動の関係」について話していきます📝🚴‍♀️

 

言葉の発達に関する運動機能で特に重要なのは「手や指の運動機能」です🖖

 

なぜ言葉の発達と手と指の運動機能が関連するのでしょうか🤔

 

 

子どもはいろいろな物を見たり、触ったり、動かしたりする体験を通して、その「物」と「言葉」とを結びつけ、意味を理解し、言葉を習得していきます👶

 

この時、「物」の「名称」だけでなく「形」や「重さ」、「大きさ」等の特徴をつかむことが重要であり、それを実現するのが主に手や指の運動機能なのです🤏

 

 

子どもは、ハイハイや歩行などの移動手段を獲得すると活動する世界がますます広がり、そこで生まれる新たな出会いが言葉の取得を加速させていきます🚶

 

 

運動と会話の関係

子どもの健やかな成長の為に、できるだけ運動をさせたいと思う方も多いのではないでしょうか⚾

 

しかし、スポーツ庁の調査によると、コロナ禍の影響もあり、数年前に比べて子どもたちの身体活動や体力が徐々に低下しているという結果が出ているようです😥

 

さまざまな事情から「家にいないで、公園で遊んでおいでー」ともなかなか言えない場合もありますよね🥲

 

しかしながら子どもの身体活動量と会話量は比例することも証明されています👏

 

 

言葉を促すための支援方法、トレーニング方法

 

 

言葉の発音がぎこちない子どもは、手指を動かすことが苦手なことに加えて、体の動きをコントロールすることや感覚を受け取ることが不得意だという事が明らかになっています😶‍🌫️

 

言葉の発達を促すためには「手や指を駆使する遊び」や「身振り手振りのある遊び」「トランポリンやリズム遊び」が効果的であると解説している論文もあります🎵

 

これらの要素を遊びの中に取り入れていくことは言語機能の面からも非常に効果的です🐻

 

 

柳澤運動プログラムを行うことで期待できる効果

 

当社で採用している運動遊びである、「柳澤運動プログラム」は運動でありながら、感覚にもさまざまな刺激を与えるように構成されたプログラムになっています🏊

 

具体的には、見てマネする力に加えて、自分の動きをイメージしながら手や指の器用さを養うことができる「指マネ遊び」や体全体の発達と手や指の細かい動きが求められる「積み木拾い」など「手や指の運動機能」に働きかける運動が満載です🦘

 

プログラムを通して子どもとコミュニケーションを図る機会を作ってみてはいかかがでしょうか🏋️‍♀️

 

さらに詳しく知りたい方は画像も見てみてください🥰

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2023年脳のひろば4月号

2023-04-06

こんにちは🌸

こどもプラス川越南大塚教室です✨

 

今回の脳のひろばでは「メタ認知」についてのお話をしていきます😀

 

メタ認知とは「認知していることを認知する」ということです🤔

 

少しわかりにくいのでまずは「感覚」「知覚」「認知」について解説していきましょう💪

 

私たちは「感覚」をさまざまな部位で受け取っています✨

 

例えば「水の音」という聴覚情報は、耳で受け取られたあと、神経を通って脳や脊髄に伝えられ、ここで受け取った音の強さや、質の区分をしています💧

 

この過程が「知覚」なのです👏

 

知覚された水の音は、過去の経験と照らし合わされることで、それが川のせせらぎなのか、シャワーの音なのか区分されているのです🏔️

 

この過程を認知といいます🎶

 

 

 

 

対人関係の苦手さとメタ認知の関係とは

 

他者に自分の気持ちを伝え理解してもらうためには、自分の考えや気持ちと、表に出す表情や声色とのギャップを埋める必要があります🥲

 

このギャップを埋めるためには、メタ認知が欠かせません‼️

 

ASD(自閉症スペクトラム児)に「モニタリング」の問題が見られることにより、自分の考えを伝えたりすることが、苦手となる可能性を示しています🥲

 

例えば・・・怒った声や表情で「何やってるの!」と言われた時、たいていは「怒られている」と認識しますが、「モニタリング」が苦手な場合、「何やってるの」という文章だけを知覚し、普通に「〇〇してた」と答えてしまうのです😥

 

 

 

 

メタ認知と脳の発達の関係

 

 

メタ認知の基礎は脳の中でも「前頭前野」というところにあると言われています🤔

前頭前野の発達は、まず「自己抑制」が出現し、次に「ワーキングメモリ」「実

行機能」が順次認められると考えられています✨

 

ADHD(注意欠陥、多動性障害)の基礎症状は「自己抑制」の未発達からなり、授業中にずっと座っていられない「多動性」やすぐにイライラしてしまう「衝動性」等の症状の出現へとつながります😥

 

 

「メタ認知を鍛えるための支援方法、トレーニング方法」

 

 

 

ではこのメタ認知はどのようにして鍛えられるのでしょうか🤔

 

子どものメタ認知能力、特に「モニタリング」の習得には「ごっこ遊び」が重要であると解説している論文があります📚

 

 

また、時間に制限の無い「自由遊び」の重要性についても、同論文にて触れられています👧

 

試行錯誤しながら自分にあった学び方や遊び方を見つけ、遊びを展開していく「自由遊び」はメタ認知のコントロールや「実行機能」といった、自分で目標を立て、その目標の達成に向かって行動や感情をコントロールする能力の発達を促すと考えられています💪

 

 

当教室でも採用している柳澤運動プログラムにも動物になりきる「クマ歩き」「わに歩き」や忍者になりきる「忍者遊び」などの遊びがあります🐵🦘🥷

 

運動遊びに集中している中で自然と体だけでなく、脳機能も発達させて行けるといいですね🥰

当教室でもこども達が夢中になれる運動遊びをどんどん考えていきます🐻

 

さらに詳しく知りたい方は画像も見てみてくださいね🤩

 

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令和4年度放デイ及び児発ガイドラインに基づく自己評価結果について

2023-03-28

いつもお世話になっております。
こどもプラス川越 南大塚教室です。

令和4年度の児童発達支援・放課後等デイサービス自己評価結果を公表致します。

みなさま、アンケートにご協力いただきまして誠にありがとうございました。
皆様から頂いたアンケート結果は、今後のより良い教室運営に活かしていきます。

 

↓クリックで表示↓

【放課後等デイサービス】

【児童発達支援】

2023年脳のひろば3月号

2023-03-09

こんにちは🌸

 

こどもプラス川越南大塚教室です✨

 

今回は「感覚過敏」と「感覚鈍麻」のお話をしていきたいと思います👏

 

「感覚過敏」とは

 

この「感覚」は非常に個人差が大きく、例えば辛い物を「おいしい」と食べられる人と、まったく食べられない人がいたり、大音量の音楽でテンションが上がり元気になる人と、「うるさい」と感じる人がいたりします🎶

 

この「脳の感じ方の違い」を「感覚特性」というのですが、これが人と極端に異なり、過敏に気になってしまう、もしくは極端に鈍いことをそれぞれ「感覚過敏」「感覚鈍麻」といいます😶‍🌫️

 

「感覚過敏」は発達障害との関連が指摘されており、なかでもASD(自閉症スペクトラム症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)のお子様に多く、全体の15%~20%と言われています📚

特徴としては、触れるのが苦手、大きい音が怖い、蛍光灯がまぶしい…お友達と手を繋ぐのが苦痛などなど…があります🥲

 

 

どのような運動、支援が有効か

 

児童青年期精神医学特任教授の高橋英俊氏が2018年に発表した論文では、自閉スペクトラム症の感覚の特徴に関する支援の例として、「普段から情動の安定化を図る」ことや「感覚の特徴を周囲の人に正しく理解してもらう」などをあげています✏️

 

 

周りの大人が感覚特性を理解し、お子さんがストレスを感じることなく、楽しく過ごせるようサポートするのが効果的という事です✨

 

運動のプログラムをする際はお子様一人一人の特性を見極め、その子が無理なく安心して活動に取り組めるように工夫をしながら進めていきます💪

例えば…プログラムの中で手を繋ぐ際は「手を繋ぐのは苦手だけれども、ハンカチやタオルがあれば大丈夫、服を握るだけならできる」など少しずつチャレンジしていきます🎶

大きな音が苦手な子は…活動の内容によってイヤーマフをして活動に参加することもあります🎧

 

さらに詳しく知りたい方は画像の方も見てみてくださいね✨

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