Archive for the ‘放課後等デイサービス’ Category
脳のひろば 2023年11月号
こんにちは🤗
こどもプラス川越 南大塚教室です✨
今月はワーキングメモリについてお話しします。
ワーキングメモリについて詳しく説明する前に、
「記憶」について触れておきましょう。
私たちの記憶機能は、単に物事を覚えるだけでなく、
情報の処理や整理をする機能も持ち合わせています。
この情報処理能力を
ワーキングメモリ(作業記憶)と呼び、
その機能を担っているのが
脳の前頭前野という部位です。
ワーキングメモリは、
計算や他者との会話、読書など
日常生活のあらゆる場面で働いています😁
ワーキングメモリが弱いとどんな事が起きやすいか
ワーキングメモリが弱いと
長い文章を頭の中で整理する事が難しく、
「複数の指示を覚えることが苦手」、
「忘れ物が多い」など日常生活上の
問題に繋がる事があります😵
また、読み・書き・計算といった学習行為の際には、
情報を一つずつ順序立てて理解するのに
ワーキングメモリを使うため、
読み・書き・計算が苦手となるケースも多いようです。
運動によってワーキングメモリを鍛えられるメカニズムについて
実際に運動科学者である
Christine Lo Bue-Estesらが率いる
研究チームが行った研究において、
有酸素運動がワーキングメモリに
良い影響を与えることが分かっています⛹️♂️
その研究では、
運動直後はワーキングメモリの働きが
一時的に低下したものの、
少し時間を置くと運動をしていない時に比べて、
ワーキングメモリの機能が
向上することが判明したそうです。
また、運動遊びを実施した後は、
集中力がアップする事も分かっています。
計算・読書が苦手な人や集中力が続かない場合は、
課題の前に運動をする習慣を
取り入れてみましょう⚽
柳沢運動プログラムの効果
教室で採用している運動遊び
『柳沢運動プログラム』は、
頭からお尻、そして手や足の先まで
全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸
たとえ小さな成功でも、
運動を通して経験した確実な進歩は
「自己肯定感」の獲得につながります。
「柳沢運動プログラム」は、
運動の発達を促すだけでなく、
お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる
運動遊びなのです!
今回のお話の、さらに詳しい解説や
柳沢運動プログラムについては
こちらの画像からもご覧いただけます🤗
画像👈
脳のひろば 2023年10月号
ミラーニューロンとは?
こんにちは🤗
こどもプラス川越 南大塚教室です🎃
今月はミラーニューロンについてお話していきます。
ミラーニューロンとは?
ミラーニューロンとは、
1992年にイタリアのグループが
サルの脳内から発見した神経細胞のことです🐵
この細胞は、他者が動作を行う場面を
見たり音を聞いたりすることで、
その動きを実際に行った時と同じように反応することが分かっています。
たとえば、「握る」という動作で働く脳の細胞は、
実際に自分で手を握った時だけでなく、
人が何かを握っている様子を観察するだけで
活動するということです。
この働きによって、子どもは他者の動きや
感情に触れるだけで、まるで自分が実際に
経験しているかのようにそれらを学んでいきます。
ミラーニューロンは、まさに動作や感情を学ぶための
”脳の鏡”だと言えますね。
ミラーニューロンと子どもの脳の発達の関連性、必要な理由
では、どのように人の動作や
感情を学んでいるのでしょうか?
そのカギとなるのは
ミラーニューロンの持つ「模倣」という働きです。
新生児期👶からみられる「模倣」、
いわゆるマネをする行為によって、
子どもは誰かに強制されることなく
自然と言葉やさまざまな動きを習得しています👍
ミラーニューロンの育て方
ミラーニューロンを育てるためには、
子どもの感覚を刺激するさまざまな経験を
大切にしていきましょう。
子どもは成長とともに人がやっていることを
マネしたり、なんでも挑戦したくなったりしますよね。
その「やりたい」という意欲をできるだけ引き出し、
尊重することが大切です。
子どもは身の回りにあふれている、
さまざまな感覚刺激によって、
自然に心や体が動かされています。
子どもの脳はそういった体験を通して発達していくので、
安全に配慮したうえで挑戦できることは、
積極的にやらせてみてください⚽
柳沢運動プログラムの効果
教室で採用している運動遊び
『柳沢運動プログラム』は、
頭からお尻、そして手や足の先まで
全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸
たとえ小さな成功でも、
運動を通して経験した確実な進歩は
「自己肯定感」の獲得につながります。
「柳沢運動プログラム」は、
運動の発達を促すだけでなく、
お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる
運動遊びなのです!
今回のお話の、さらに詳しい解説や
柳沢運動プログラムについては
こちらの画像からもご覧いただけます🤗
画像👈
脳のひろば 2023年9月号
こんにちは🤗
こどもプラス川越 南大塚教室です🎑
今月は生活習慣・運動習慣と
脳の発達の関係性についてお話していきます。
基本的な生活習慣と脳の発達がどのように関連しているか
脳の正常な発達は、寝ること、起きること、
食べること、そして体を動かすことを司る「原始脳」、
話すこと、微細運動を司る「大脳新皮質」、
判断力や集中力、気分のコントロールを司る「前頭葉」
の順に獲得されます。
この中でも特に生活習慣との関連が深いのが
「原始脳」であると言われており、
脳の発達における最初のステップです👶
なぜ、生活習慣と原始脳の発達が関係するのでしょうか?
それは、原始脳に存在する「体内時計」が、
体温や血圧、睡眠 – 覚醒リズム、ホルモン分泌、
自律神経系などに人間が生きていくために
必要な活動のリズム調整をしており、
睡眠、食事、運動といった基本的な生活習慣で、
その機能が確立されるためです⏲
不規則な生活習慣は体内時計を乱し、
高血圧や糖尿病、睡眠障害など
多くの疾患との関連があるだけでなく、
脳の発達を阻害することも報告されています😥
運動の習慣は子どもにとってなぜ必要なのか
運動は、子どもの心と体の成長を
促すためにとても良い方法です⛹️♂️
習慣的に運動をすることで、生活リズムも整い、
精神的にも安定します。
さらに、最近では学力アップにも
効果的だということが分かってきました。
特に朝の運動は、自律神経の働きを整えるだけでなく、
「セロトニン」というホルモンをたくさん分泌し、
食欲の増進や規則正しい睡眠リズムを
形成するのにも効果的だと考えられています。
習慣化された運動は、体の発達を促すだけでなく、
規則正しい生活リズムを獲得し、子どもの脳を健やかに
育てることにつながるのです🙆♂️
柳沢運動プログラムの効果
教室で採用している運動遊び
『柳沢運動プログラム』は、
頭からお尻、そして手や足の先まで
全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸
たとえ小さな成功でも、
運動を通して経験した確実な進歩は
「自己肯定感」の獲得につながります。
「柳沢運動プログラム」は、
運動の発達を促すだけでなく、
お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる
運動遊びなのです!
今回のお話の、さらに詳しい解説や
柳沢運動プログラムについては
こちらの画像からもご覧いただけます🤗
画像👈
脳のひろば 2023年8月号
自己肯定感とは
こんにちは🤗
こどもプラス川越 南大塚教室です🍨
今月は自己肯定感についてお話していきます。
自己肯定感とは、
自己を価値ある存在として評価し尊重する感情
の事です。
自己肯定感が低いことで
ひとつの間違いを指摘されると、
自分を全否定されたかのように感じ、
自尊心が傷ついてしまうお子さんが
増えているそうです。
なぜ、そのような感受性が
育ってしまうのでしょうか?🤔
一説によると、その原因は、
「自己の存在そのものが無条件に承認される経験の不足」
だそうです。
「例え何をしなくても、自分の存在が
無条件に承認されている感覚をえること」が
重要な時代になっているのかもしれません。
・産まれてきてくれてありがとう💕
・今日もだいすき🧡
・ステキ!すごいかっこいい!
運動によって自己肯定感が高まる
メカニズムについて
「自己肯定感」の形成に深く関係するのは、
成功体験や他者からの肯定的な評価です。
自己肯定感が高いお子さんほど
運動能力が高いことも分かっています。
運動を通した成功体験、他者からの評価は
「自己肯定感」につながるだけでなく、
さらなる運動能力の向上に直結するのです。
柳沢運動プログラムの効果
教室で採用している運動遊び
『柳沢運動プログラム』は、
頭からお尻、そして手や足の先まで
全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸
たとえ小さな成功でも、
運動を通して経験した確実な進歩は
「自己肯定感」の獲得につながります。
「柳沢運動プログラム」は、
運動の発達を促すだけでなく、
お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる
運動遊びなのです!
今回のお話の、さらに詳しい解説や
柳沢運動プログラムについては
こちらの画像からもご覧いただけます🤗
画像👈
脳のひろば 2023年7月号
愛着(アタッチメント)
とは?
こんにちは😊
こどもプラス川越 南大塚教室です🎆
今回は、
「愛着(アタッチメント)」についてのお話です💕
子どもは、保護者を「安心の基地」
とすることで、そこを拠点に活動範囲を広げ、
色々な遊びにチャレンジすることができます👩👧👨👦
また、遊び疲れたり、痛い思いをした場合、
子どもにとって保護者は「安全な避難場所」
にもなっています。
アタッチメント形成は、
人生の最初に経験するストレス対処法であり、
子どもは安心の感覚に支えられて探索活動を行い、
円滑な人間関係を構築していくのです。
アタッチメントと脳の発達について
子どもは、自分の手に負えない「不安」や
「恐れ」を感じると、誰かに助けを求め、
安心を得たいというアタッチメント欲求を持ちます。
無条件に特定の誰かから護ってもらう
という経験を通して、
他者や自分自身に対する「基本的信頼感」を獲得
していきます。
日々の生活で生じたアタッチメント欲求が満たされる
という経験は、
「基本的信頼感」
「自立性」
「共感性」を育み、
子どもの脳や身体の良好な発達を促すだけでなく、
相手のことを思いやり、見返りを求めずに行う行動
である「向社会的行動」にもつながります!🤝
愛着関係を築く上で大切なこと
では、アタッチメントはどのように形成されて
いくのでしょうか?
具体的なアタッチメント行動には、
・子どもが保護者の動きを目で追う「定位」
・泣き声や喃語の発声による「信号」
・そして後追いなどの「接近」
があります👶
これらの行動に保護者が気づき、
それに応じることの積み重ねによって、
はじめてアタッチメントが形成されていきます!
また、成長とともに、「言語的な接触」によって
得られる安心感も加わっていきます。
「自分の言葉や訴えを理解してもらえた、
通じ合っている」と子どもが感じられるような
支援や声掛けを意識していきましょう!😊💖
今回のさらに詳しい内容や、
教室で行っている『柳澤運動プログラムについて』は
こちらの画像をぜひご覧ください!
画像👈
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