脳のひろば2022年5月号

こんにちは🤗

 

こどもプラス川越南大塚教室です✨

 

 

前回の4月の脳のひろばでは「固有覚」についてご紹介しました🎈

 

今回はもう一つの「自分の内部に感じる感覚」である「前庭覚」についてご紹介します🤔

 

 

 

前庭覚とはどのような感覚か❓

 

「前庭覚」とは、主に体の傾きや身体が動くスピードを感じる感覚の事で、耳の内耳にある

「三半規管」などで感知され、脳に伝えられます🤯

 

「平行感覚」というと聞いたことのある方も多いかもしれません🤗

 

 

 

さらに「前庭覚」は「眼球運動」、「姿勢保持」などにも関与しています🐔

 

 

 

どのように発達、経験していく感覚か❓

 

 

固有覚と同じように「前庭覚」も他の感覚と組み合わさって発達していきます❗❗

 

これを「感覚統合」と呼んだりします✨

 

 

感覚統合とは主に「固有覚」「前庭覚」「触覚」の3つの感覚の発達に注目し、それらをうまく統合させることで適切な行動に結びつけられるようにするもので1960年代にはアメリカの作業療法士が考案したとされています🗽

 

 

 

遊び、コミュニケーションにおいてどのように関与しているか❓

 

 

例えばキャッチボールをする時、ボールと自分の位置関係やボールが向かってくる速さを見極め、どの方向にどれだけ手を伸ばせばキャッチできるか無意識のうちに判断しています⚾

 

 

これがうまくいかないと、見当違いの場所に手を伸ばしたり、手を伸ばした時の姿勢の変化に対応できず、バランスを崩してしまいます😭

 

 

 

このように「前庭覚」では、それ単独ではなくいろいろな感覚と統合させて適切に処理できないと、遊びや運動に様々な影響を及ぼします🏌🏻‍♂️

 

 

幼児を対象に感覚と運動能力の相関を調査した2022年の研究では…

 

 

感覚受容の偏りと運動能力とは関係があり、特に姿勢に関係する「前庭覚」の受容の偏りが運動能力と関係することが示唆されました✏️

 

 

耳の中にある小さな感覚受容体ですが、子どもの発達には大きな役割を果たしているのですね🦻🏻

 

 

 

 

 

 

 

さらに詳しく知りたい方は画像の方も見てみてくださいね🤗

 

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